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加工・業務用タマネギの収穫がピークを迎えています

2020.06.17JAにしみの

加工・業務用タマネギの収穫がピークを迎えています

JAにしみの管内で、JAが産地化を進める加工・業務用タマネギの収穫がピークを迎えています。2020年産は、担い手農家や集落営農組織など16経営体が6.4ヘクタールで栽培。収穫作業は5月下旬から始まり6月下旬まで続きます。10アール当たりの収量は、4トンが見込まれており、過去最高収量となった19年産の5.7トンには及ばないものの、平年は上回る見通しです。

JAにしみのは、担い手農家や集落営農組織の複合経営による所得増大、水田や畑の有効活用を目指して12年から加工・業務用タマネギの栽培をスタートしました。機械化体系の確立や農機レンタルの利用、大型鉄コンテナによる出荷などで作業の省力化や効率化を図り、農家が取り組みやすい環境の整備を進めることで、作付面積を栽培初年度の2.4ヘクタールから着実に伸ばしてきました。

主産地の海津市では、農事組合法人サポート吉里が、JA全農岐阜からレンタルした専用の収穫機で収穫作業を行っています。同法人では、1.7ヘクタールの転作田や不耕作畑で加工・業務用タマネギを栽培しています。芳賀芳人代表理事は「豊作だった昨年ほどではないが、今年も良い収量が期待できそう。梅雨入りし長雨が心配だが、適期収穫を心掛け少しでも高い収量を確保したい」と期待を込めています。

JAにしみの海津営農経済センターの小林由TACは「加工・業務用タマネギは、依然として実需者ニーズが高く、有利販売につなげられる品目。収益に直接結び付く収量を伸ばし、農家手取りの向上に貢献したい」と話しています。

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