美濃白川茶の一番茶初市が行われました
2020.05.22JAめぐみの
白川町や東白川村などで生産された美濃白川茶の一番茶初市「第1回美濃白川茶共販会」が5月16日、白川町の美濃白川茶流通センターで開かれました。会場には検茶盆に盛られた荒茶が並び、色や香りを吟味する茶商らで賑わいました。
同産地は、海抜200~700メートル付近に渡る標高の高い場所に茶畑があり、昼夜の温度差が大きいことや、遮光と保温効果をもたらす霧が頻繁に発生する高地特有の気候で、茶葉がゆっくりと育ちます。味は、渋みが少なくまろやかな甘みがあり、香り高く深みがあると人気があります。
今シーズンは霜の被害がほとんどなく、品質は上々。産地内にある3つの工場から32点、計1,388kgが出品され、最高値は(農)中野茶生産組合の1kg5万円でした。一番茶の共販会は6月中旬まで、全6回開催される予定です。
安江金芳共販委員長は「茶葉の出来は最高レベル。多くの消費者に味わってほしい」と話しました。