加茂郡坂祝町で、ちぢみ小松菜と葉ねぎを生産する小栗征支さんと妻の邦子さん。12月から4月に収穫されるちぢみ小松菜は、寒さにさらされたことで、葉に厚みと縮れが生じ、甘みを蓄えた冬季限定のコマツナです。

小栗さんの野菜づくりのこだわりは土づくり。別の畑で育てたライ麦を、トラクターでハウス内の土にすき込み、フカフカで肥えた畑を作ります。そのため、葉の緑が濃く鮮やかで、シャキッと元気に育ちます。

小栗さん夫婦が栽培しているちぢみ小松菜は、主にJAめぐみの直売所「とれったひろば可児店」で販売しています。葉ねぎは、ほぼ1年を通して販売しています。

小栗さん夫婦おすすめのちぢみ小松菜のレシピは、「簡単！レンジでお浸し」「コマツナと卵のツナ炒め」です！
コマツナはさっと茹でて、お浸しやあえ物にするのが定番ですが、茹ですぎはうま味や栄養が流れてしまうため、お鍋で茹でないレシピを紹介します。


（１）簡単！レンジでお浸し


【作り方(２人前)】
①　よく洗ったコマツナ(1/2袋)を3cm幅程度に切ります。耐熱容器にコマツナを入れて、ラップをしてレンジで2分ほど加熱します。
②　時間をおいて冷ますか、水にさらして冷まします。水を絞り切ってボウルに入れて醤油(大さじ１)、ごま(適量)、鰹節(適量)、ごま油(大さじ1)をよく混ぜて出来上がりです。


（２）コマツナと卵のツナ炒め


【作り方(２人前)】
①　コマツナ(1袋)を4cm幅程度に切ります。フライパンにごま油(適量)を熱して、コマツナを軽く炒めて、油をきったツナ(1缶)、鰹節(適量)、溶いた卵(1個)を加えて炒めて、塩こしょうをふります。
②　仕上げに醤油(適量)を回しかけたら出来上がりです。シメジなどを加えても美味しいです。