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愛情込めて野菜作り~食卓彩る菜花をお届け~

2020.03.17JAいび川

愛情込めて野菜作り~食卓彩る菜花をお届け~

大野町公郷で露地野菜の栽培に励む野村克子さん。約80アールの畑で菜花やブロッコリー、トウモロコシなど一年を通して様々な野菜を作っています。この道65年の大ベテランが作る農産物は新鮮でおいしく、ファンも多いです。今回、食用として菜花を栽培する野村さんにこだわりや想いなどについて話していただきました。

「土作りには鶏糞や堆肥を入れ、農薬を極力使わない有機栽培にこだわっています。虫が着かないように気をつけないといけませんが、今年は病害虫の被害が少なく、満足の出来です」と笑顔を浮かべる野村さん。
「ナバナ」と「折菜」という品種を栽培しており、それぞれ収穫時期が違うため、12月中旬頃から4月末頃まで収穫が続きます。暖かくなるにつれて成長速度がどんどん早くなるので必死に収穫しているそうです。「2回目以降の出来は追肥のタイミングが重要なので注意して行っています。ここ数年は、気候が読みづらくなってきましたが、今までの経験を元に作物の成長具合を確認しながら作業を行っています」と野村さんは話します。



菜花にはβカロテンやミネラル成分が豊富に含まれているので栄養面でも心強い味方です。「お吸い物やおひたしが定番ですが、茹でた菜花をハムなどと一緒にバターで炒めるとおかずとしておいしくいただけますよ」とおすすめ料理を教えていただきました。 

また、つぼみが少し膨らんでいる菜花は、茹でるとお湯の中で花が咲くように開くので、見た目がとても華やかになるそうです。



85歳を迎えられた現在も健康で過ごしている秘訣は、やはり農業を続けてきたからだと言います。「今では、畑に出ていないと逆に落ち着きません。まだまだ若い方に負けないつもりで、愛情込めて良い物を皆さんにお届けしたいです」とメッセージをいただきました。

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