岐阜市で「春だいこん」の出荷が始まりました
2020.02.28JAぎふ
岐阜市でハウス栽培の「春だいこん」の出荷が始まりました。ハウス物は3月末まで、露地物に切り替わり、5月下旬まで出荷が続きます。
岐阜市園芸振興会だいこん部会の会員43戸が、岐阜市則武・鷺山・島・合渡地区の約12.5ヘクタールのほ場で、「優等生」「つや風」などの「春だいこん」を生産しています。会員の半数ほどがハウス栽培に取り組んでいます。長良川流域のきめ細かい砂壌土はダイコン栽培に適しており、ビニールハウスを活用して栽培される「春だいこん」は、肌が白くて見た目が美しく、甘みがあってみずみずしいと市場からも高い評価を受けています。
今シーズンは暖冬のため、例年より生育が良く高品質に仕上がっており、例年並の約855トンの出荷を見込んでいます。
2月27日には、同だいこん部会の北川清典副部会長のハウスで収穫作業が行われ、約2000本が収穫されました。収穫後は自宅の作業場で洗浄・選別し、翌日に出荷されます。29日以降には、岐阜県内の量販店に並ぶ予定です。
北川副部会長は「暖冬のため生育が早く、例年より大きいものが早くできているが、出来は最高。岐阜の『春だいこん』として一番に出荷されるので、ぜひ食べてほしい」と太鼓判を押しています。
「春だいこん」はダイコンおろし、サラダやスティック状にして塩かマヨネーズをつけるなど生で食べるのがおすすめです。