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複合経営による安定経営とその先をめざして

2020.02.07JAぎふ

複合経営による安定経営とその先をめざして

岐阜市古市場の島塚栄治さん、妻の美香さんは、農業体験を通じて「食」と「農」の大切さを伝え、安全・安心でおいしいブロッコリー栽培をめざしています。

◆就農のきっかけ
露地栽培農家に生まれ、幼少期から農業に携わってきました。1994年まで自動車整備士として自動車関係の会社に勤務をしていましたが、仕事で花農家に訪れたとき「花は華やかで活気がある」と感じ、花栽培へ興味を抱くようになりました。そこで地元の花生産者である「フローラシマベ」さんから花栽培についていろいろ教えていただき、94年から岐阜市日置江にある「浅野園芸」で、2年間花栽培のノウハウを学びました。自分で起業できると自信がついた96年から「フラワークオータリー シマツカ」を立ち上げ、花農家としての一歩を踏み出しました。

数年が経ち花農家として起動に乗り始めたと思った矢先、ガーデニングブームが終わり、このまま花を栽培していくか夫婦で悩んでいました。そんな中、2006年にJAぎふからブロッコリーのプラグ苗を作ってほしいと相談され、花と農業の複合経営をしていく決心をしました。そのときからJAぎふブロッコリー生産連絡協議会の苗作りを任され、現在は協議会で生産するブロッコリーの半分が私の育てた苗です。ブロッコリー栽培を始めたときは50㌃だった面積も、現在は農業経営全体で300㌃まで面積を拡大に成功し、安定した経営ができるようになりました。複合経営のきっかけをくれたJAぎふや県の普及員、JA全農岐阜、理解してくれた両親には大変感謝しています。



◆栽培で心がけていること

ブロッコリーの栽培面積を拡大したこと、秋冬(11月~3月作付け)・春作(5月~6月作付け)の2期作で栽培することで、長期に出荷することが可能になりました。
また、将来を担う子ども達に地元のおいしい野菜を食べてもらいたいと、地元の小学校・保育園の学校給食に新鮮な野菜を提供したり、児童・園児を畑に招いて、野菜の定植・収穫体験を行ったりして、「食」と「農」の大切さを伝える食農教育活動を積極的に展開しています。地域の理解を得ながら農業と地域をつなぐことができる生産者をめざしています。


◆今後の展望

現在は、私と妻、私の両親とパートさん8人で栽培をしています。日本の人口減少とともに農業の後継者不足が問題視されるなか、農業経営はより一層厳しくなっていくと感じています。生産者・JA・関係機関とのつながりを強化し、生産者に最新の情報を提供していただくことが必要です。こうした情報をもとに、今後農業の需要があるようなら将来は法人化も視野に入れています。

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