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山県市で柿のカーテンが鮮やかに

2019.12.03JAぎふ

山県市で柿のカーテンが鮮やかに

山県市では毎年11月、飛騨・美濃伝統野菜の渋柿「伊自良大実柿」が家の軒先に干され、見事なオレンジ色のカーテンとなるのが風物詩となっています。約20日間で白い粉が噴き出し、甘みが凝縮された「伊自良連柿」が完成します。一般的な干柿よりも色が鮮やかで美しいのが特徴です。

伊自良大実連合会の4人が、約100アールで伊自良大実柿を栽培しています。毎年11月5日頃から20日頃までの約半月、収穫作業が行われます。収穫した渋柿は皮をむき1本の竹串に3個ずつ刺し、10本の串をわらで編みあげて一連にした後、日当たりのよい家の軒先に20日間ほどかけて干します。この時期には遠方から見物客やマスコミが取材に訪れます。

連合会の佐野敬二代表は、約15アールで柿を栽培。家の前に300連の干柿を吊り下げます。「高齢化が進み、生産者が減ってきている。若い世代の加入に努め、伝統の伊自良連柿を後世に残していきたい」と話します。

干柿は、12月中旬頃から下旬まで、JAぎふの農産物直売所「おんさい朝市たかとみグリーン」や「おんさい広場鷺山」などで販売される予定です。

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