ハーブの力で身も心も健やかに
2019.11.18JAひがしみの
恵那市山岡町で、農薬も化学肥料も使わない野菜づくりと、四季折々のハーブを栽培する「西森ファーム」。西森裕記さんは岐阜県山県市出身で、妻の絵美さんは愛知県一宮市出身。2人は恵那市での農業研修をきっかけに出会い、結婚。8年前に山岡町で空き家を紹介してもらい、移住することにしました。
<裕記さん・野菜の栽培とハーブの加工品販売を担当>
野菜はジャガイモ・カボチャ・タマネギ・トマトを作っています。トマトはドライトマトとしても販売し、天日干しでじっくり旨味をひきだすので、お客さまから好評です。
美味しいものを作り食べて喜んでもらうことは、今までお世話になった方への恩返しに繋がると思っています。将来はハーブを五感で楽しめるようなハーブ園を開くことが夢です。
<絵美さん・ハーブの栽培と加工を担当>
出産後、ストレスなどで心身のバランスを崩した時、ハーブティーを飲んで回復したことから、すっかりハーブの魅力にはまりました。
モットーは『まず自分で作ってみる』ことです。ハーブは、野菜と違って情報が少ないと思います。実際に作ってみて、育ち方や乾燥の仕方などを研究しています。メディカルハーブコーディネーター」の資格を取得し、ハーブの効果・効能を伝えています。化粧品の材料としてハーブ園の見学にみえる業者の方がいたり、徐々に知ってもらえています。
2人がつくるハーブティーは市内の菓子店などで取り扱われ、今後も販路を拡大する予定です。