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秋の味覚をお届け~高品質・大玉生産へのこだわり~

2019.11.11JAいび川

秋の味覚をお届け~高品質・大玉生産へのこだわり~

大野町で高品質な柿の栽培に励んでいる加納智さん。約70㌃のほ場で「早秋」「太秋」「富有」の3品種を栽培しています。「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほどビタミンが豊富なことで有名な柿。加納さんは約400人の会員が所属する「大野町かき振興会」の会長を務め、県を代表する産地として誇りを持ち、大玉でおいしい柿の生産を目指しています。

おいしい柿作りには「日当たり」「風通しの良さ」「有機肥料」「水管理」が重要だといいます。
〇剪定や誘引などの作業を行うことで、日当たりが良くなり、満遍なく光合成が行われます。風通しも良くなり、病害虫の被害、擦れや傷なども減ります。
〇有機肥料を多く使い、除草剤や化成肥料の使用を抑えます。
〇梅雨明けや日照りが続く時期にはこまめにかん水します。
これらの作業を徹底することで、葉や根から栄養を十分に吸収し、実の肥大や糖分の増加につながります。

栽培の中で様々な工夫を凝らす加納さんですが、日照り続きや台風などの自然の猛威に対しては対策が難しく、毎年苦労されているそうです。
また、基本的に収穫までを手作業で行うため、体力勝負な面も多く、高齢化が進む中で後継者育成は喫緊の課題です。近年は、JAや行政と連携し、定期的に柿帰農塾を開講するなど、後継者作りに積極的に取り組んでいます。「技術部員が栽培ノウハウを指導します。興味のある方はぜひお声掛けいただきたいです。大野町で柿を一緒に作りましょう」と加納さんは話します。



「大野町の柿は西村早生から始まり、早秋、太秋、早生富有、富有、袋掛け富有とリレー方式で出荷するのが特徴で、9月から12月にかけて色々な味を楽しむことができます。秋の風物詩でもある柿をぜひ食べていただきたいです」とメッセージを頂きました。

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