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東美濃ぽろたんを大嘗祭(だいじょうさい)に供納します

2019.10.21JAひがしみの

東美濃ぽろたんを大嘗祭(だいじょうさい)に供納します

JAひがしみの管内の中津川市と恵那市の栗生産者で組織する東美濃栗振興協議会ぽろたん部会が栽培する「東美濃ぽろたん」が、11月14,15日に天皇の即位後の宮中行事として執り行われる、大嘗祭(だいじょうさい)に供納する栗に選ばれました。
大嘗祭には、全国47都道府県から米や特産物が供えられます。岐阜県からは、精米、精粟のほか、特産品として柿、栗、りんご、干アユ、干シイタケが供納されます。
JAひがしみの管内で栽培しているぽろたんは、加熱することで渋皮が鬼皮と一緒にぽろっとむける大粒の品種です。低温貯蔵することででんぷん質が糖に変わり、糖度も20以上あることから、JA全農岐阜の推薦を受けて選ばれました。
協議会は2008年に、JA・県とともにぽろたん研究会を設立し数名が栽培を始めました。低樹高剪定や貯蔵方法などの技術を高め、2018年から生産農家46戸が協議会ぽろたん部会として新たに組織化しました。徹底した選果などによりさらなる品質の向上を目指しています。
協議会の森晃会長は「とても名誉なことで光栄の一言に尽きます」と話しました。また、ぽろたん部会の水野賢治部会長は「生産者の長年の苦労が報われ、今後の栽培の励みになります」と喜びました。
東美濃ぽろたんを栽培初期から指導している県中山間農業研究所中津川支所の神尾真司所長は「大粒で糖度が高い品種、渋皮が簡単にはがれる特徴は付加価値が高い」とこれを契機に栽培農家が増えることに期待を込めています。
供納する東美濃ぽろたんは、糖度を高めるため低温貯蔵中です。11月上旬に宮内庁に送られます。

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