お知らせ

製造業で培ったノウハウを農業の世界に

2019.10.08JAぎふ

製造業で培ったノウハウを農業の世界に

水耕ハウスで野菜栽培を手掛ける瑞穂市のアグリラボ株式会社。児玉浩一社長を中心に、効率的で安定栽培できる仕組みを整え、栄養価の高いクレソン栽培で大きな飛躍をめざしています。

◆アグリラボの設立について
当社は、2017年に製造業などを行うユニオン電子工業のグループ会社として設立しました。新たな事業展開を考えた際、さらなる発展と進化が期待できる農業の世界にチャンスを感じました。農業をゼロから研究し、新しい農業の開発・構築をめざしていきたいと思っています。

◆製造業のノウハウを生かして
異業種からの農業に参入しました。安全・品質・生産といった製造業で培った“ものづくり”のノウハウは栽培に活用できると思っています。参入当初は、天候によって品質にばらつきが出ましたが、環境管理の手法を取り入れたり、製造業の目で改善したりすることで、高品質を維持できるようになりつつあります。

◆クレソン栽培への挑戦
主力はフリルレタスとクレソン。特にクレソンは、2019年1月から出荷を開始した新商品です。当社のクレソンは栄養価の高さとほどよい辛味、クセの少なさが特徴。食べやすく幅広いアレンジができるので、和食・洋食・中華など幅広い料理に活用できます。



◆販路の拡大に向けて

フリルレタスは、「信長レタス」「光秀レタス」という商品名でスーパーなどに出荷しています。クレソンもかわいいパッケージにして注目を得られるように工夫してあります。JAぎふおんさい広場3店舗とコメ米ハウスでも、販売しています。
質・量ともに安定的に出荷できる水耕栽培だからできる、販路の拡大に挑戦していきます。

◆これからのビジョンについて
付加価値の創造や6次産業化を視野に入れた研究など、将来のビジョンはたくさんありますが、現在は基盤を固める段階。GAPの取得を目指し、知識と技術、経験を積んでいきたいと思います。私たちの野菜を知ってもらい、食べていただき、選んでいただける。みなさまの満足を生む野菜をつくっていきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ、この記事をシェアしてください。

お知らせ一覧へ