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キクラゲに、無限大の可能性を感じる

2019.09.27JAひだ

キクラゲに、無限大の可能性を感じる

飛騨市の吉城きのこ生産出荷組合は、組合28名でブランド菌床しいたけ「飛騨やまっこ」を約19万ブロック栽培しています。2019年度より、キクラゲの栽培に挑戦しています。

◆キクラゲ栽培のきっかけを教えてください。
飛騨地域の農業は季節と大きく関係しており、どうしても収入のない月が出てきます。経営を安定させるため、飛騨やまっこで培ったノウハウを生かすことができる新たな品目を探すなかでキクラゲを見つけました。

◆キクラゲ栽培で気をつけていることを教えてください。
キクラゲは、培養初期の温度管理が難しい。初めての培養は、一部のキクラゲのブロックで、温度管理が上手くいかず、キクラゲが発生しませんでした。しかし、今は経験と知識を蓄積する期間と考え、成功したことや失敗したことを組合員の中で情報共有しています。



◆今後の目標を教えてください。
国産キクラゲの国内シェアは数%で、9割以上が中国などからの輸入。この地域で栽培されたキクラゲの味と品質が評価されれば、可能性は無限に広がり、飛騨地域がキクラゲの産地になることも夢ではありません。
キクラゲは、歯応えも良く、栄養素も豊富に含んでいます。そのキクラゲの魅力を消費者の方に知ってもらうために、スーパーでの試食販売をしたいと思っています。
目標は、消費者の冷蔵庫に常にキクラゲがあることなので、まずは、私たち生産者が通年で出荷できるように栽培技術の向上を目指したいです。
 

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