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高品質な超特選栗の生産を目指して

2019.09.12JAひがしみの

高品質な超特選栗の生産を目指して

中津川市と恵那市のクリ栽培農家で構成する東美濃栗振興協議会は9月上旬、恵那市の岐阜県恵那総合庁舎で出荷方法や基準を統一する「超特選栗出荷目揃え会」を開き、クリ栽培農家やJAひがしみのの関係者約100人が参加しました。

協議会は、両市の生産者173名が会員です。栽培面積は76.5haで、2018年は123tを出荷しました。このうち超特選栗は同協議会の専門部会である超特選栗部会が出荷しています。現在79戸が所属し、JAひがしみのが取り扱うクリ全体の約8割を出荷しています。

「低樹高長果枝剪定」や県認証の「ぎふクリーン農業」による施肥・防除などの栽培条件、品種の限定など、栽培や出荷に関わる厳しい規定により、高い品質を確保。銘菓「栗きんとん」を販売する地元菓子店との契約出荷により取引されています。

目揃え会では、岐阜県中山間農業研究所中津川支所の職員やJAの担当者から出荷基準や栽培管理について説明を受けました。注意点として、収穫は果実温度が低い早朝に行うことや、収穫後は冷涼な場所で保管する事などが呼びかけられ、特に選果の段階では、変形・変色、腐敗臭が無く、硬くて艶のあるものを選別し、良質の厳選されたクリを出荷することが強調されました。

部会長の各務一彦さんは「2018年は猛暑や台風の影響が大きかった。2019年の生育は順調で150t以上の出荷を目指したい」と話しました。

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