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岐阜県内トップを切って柿「西村早生」の初共選

2019.09.06JAいび川

岐阜県内トップを切って柿「西村早生」の初共選

岐阜県有数の柿産地である大野町で9月5日、県内トップを切って柿「西村早生」の初共選がJAいび川大野営農センター柿共選場でありました。共選場に持ち寄られた約2トンの柿を、大野町かき振興会役員やパート従業員ら約100人が、色の付き具合や形、傷など14項目に沿って選別し、目に見えない細かい傷の有無を検査用カメラで識別した後、等級ごとに箱詰めをして関東方面や東海3県などを中心に出荷しました。

「西村早生」は種が多いと甘く、少ないと渋みが残るという不完全甘柿で、固めの果肉にゴマのような黒い斑点があり、さっぱりとした甘さが特徴です。甘柿としては最も早く収穫を迎えます。今年は開花が若干遅れましたが成育に影響はなく、平年並みで推移しました。

着果量は約130トンを見込んでおり、選果前の調査では甘柿の比率が例年に比べ高かったことから、高品質な出来に期待しています。振興会の加納智会長は「大野町の美味しい柿を多くの人に食べていただき、秋の到来を感じてほしい」と話しました。

振興会は会員398人が約136ヘクタールで、主に「西村早生」「早秋」「太秋」「早生富有」「富有」「袋掛け富有」の6品目を栽培しており、昨年度は約1,700トンを出荷しました。9月下旬から10月上旬に「早秋」や「太秋」、10月下旬には「早生富有」「富有柿」、11月下旬には「袋掛け富有」の出荷が順次始まり、約2,000㌧の出荷を見込んでいます。

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