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家族で一致団結~高品質で安定出荷を目指す~

2019.09.06JAいび川

家族で一致団結~高品質で安定出荷を目指す~

大野町にある約3アールのビニールハウスでささげを栽培している松久さん一家。一家の大黒柱である日出成さんは以前勤めていた企業を退職し、父である武美さんの跡継ぎとして農業に励んでいます。同町の蔬菜(そさい)振興会の豆部会に所属しており、採れたて新鮮な農産物をJAいび川の直売所などへ出荷しています。他にも水稲や柿などを栽培し、期待の若手農家として地域の農業を支えています。

日出成さんがささげの栽培で心掛けているポイントは「土作り」と「生育初期の水管理」です。ハウス栽培ではダニなどの病害虫の被害に遭いやすいので「定期的に確認する」「農薬の使用を極力抑える」、成長が早いので「適期に収穫する」ことです。妻の小百合さんも一緒に作業に加わり、安全・安心なささげを提供できるように徹底した管理を心掛けています。

ささげは7月から9月にかけて旬を迎えます。

サウナ状態のハウスの中で、一本一本傷や虫が付いていないかを手作業で確認し、収穫しています。また、つるの成長が早く、重みで垂れ下ったり、土を這って広がったりしないように、剪定・誘引などの手入れも大変です。額に汗を浮かべて作業をする両親を助けようと、長男の昇平くんと長女の奈央ちゃんも収穫のお手伝いをしています。「収穫は時間がかかるので手伝ってくれてとても助かっています」と小百合さんは笑顔で言います。



今後は「品質の良い物を安定して出荷していきたい」と目標を掲げる日出成さん。所属する豆部会では高齢化に伴いメンバーが減りつつあり、一緒にささげを作ってくれる方を募集しています。「地域農業を支えていく仲間を増やして、一緒に頑張りたいです」とこれからの農業への想いを話しました。

「ささげは肉巻きや天ぷら、胡麻和えなどにして食べるのが我が家のおススメです。まだ、食べたことがないという方は一度手に取ってみてください」と松久さん一家からメッセージをいただきました。
 

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